システム開発現場の道具箱

株式会社モノクレアが運営するIT技術系のブログです。システム開発の現場で役に立つ情報を掲載しています。

SIToolkit デバッグしながらテストスクリプトを編集する

ここではSIT-WTのデバッグ機能の具体的な使い方として、 デバッグモードでテストを実行しながらテストスクリプトの編集・動作確認をする方法を紹介します。

ユースケース YahooTravelで宿泊先を検索するテストスクリプトに、検索条件の異なるテストケースを追加する。

手順は以下のようになります。

  1. テストスクリプトにブレークポイントを設定
  2. テストスクリプトをデバッグ実行
  3. 一時停止中にテストスクリプトを編集

準備

SIT-WTのクイックスタートにある実行環境の準備を行ってください。

次に、myprojectというディレクトリを作成し、以下の2ファイルをダウンロードして配置してください。

myproject
  - pom.xml
  - YahooTravel.xlsx

デバッグ実行とテストスクリプトの編集

YahooTravel.xlsxを開き、検索ボタンをクリックするステップのブレークポイント列に「y」を記入します。 ケース_001」列をコピーしセルを「ケース_002」に書き換えます。

項目 操作 ブレークポイント ケース_001 ケース_002
検索ボタン click y y y

YahooTravel.xlsxを保存して閉じます。

コンソール(Windows:コマンドプロンプト, Mac OS X:ターミナル)を起動し、以下のコマンドを実行します。

cd /path/to/myproject
mvn verify -P debug -Dit.test=YahooTravelIT#test002

テスト実行が検索ボタンクリック前で一時停止します。

f:id:mrno27:20160219235547p:plain

この状態から検索条件にWi-Fi (無料)を追加します。 コンソールで「o」->「Enter」の順にタイプします。

f:id:mrno27:20160219235556p:plain

Firefoxでインスペクタを表示します。(「ツール」メニュー>「Web開発」>「インスペクタ」) Wi-Fiのidがcheckbox2_3であることがわかります。

f:id:mrno27:20160220151348p:plain

検索ボタンクリックのステップの前に2行追加し、Wi-Fiチェックボックスと無料チェックボックスをクリックするテストステップを記入します。

No. 項目 操作 ロケーター形式 ロケーター ケース_001 ケース_002
12 Wi-Fiチェックボックス click id checkbox2_3 y
13 無料チェックボックス click id checkbox2_4 y
14 検索ボタン click css .submitNormal y y

YahooTravel.xlsxを保存します。 コンソールに「Excelファイルを読み込みましたという」メッセージが表示されます。

f:id:mrno27:20160219235606p:plain

コンソールで「!12」 -> 「Enter」の順にタイプします。 No.12のテストステップが実行されWi-FiのチェックボックスがONになることを確認します。

f:id:mrno27:20160219235615p:plain f:id:mrno27:20160219235611p:plain

コンソールで「q」 -> 「Enter」の順にタイプし、デバッグ実行を中断します。 コンソールで以下のコマンドを実行し、2つのテストケースが実行されることを確認します。

mvn verify