システム開発現場の道具箱

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EclipseでSIT−WTのソースをデバッグするための設定

EclipseでSIT-WTのソースをデバッグするための設定です。下記関連記事の事前作業として実施します。

EclipseでSIT−WTのソースをデバッグする - システム開発現場の道具箱

なお、ここでは作業前の状態として下記①~④を想定しています。

  • ① SIT-WTを初めて使用する
  • ② SIT-WTのクイックスタート実施済みMavenプロジェクトがある
  • ③ SIT-ADのクイックスタート実施済みEclipse Mavenプロジェクトがある
  • ④ SIT-WT設定済みのEclipse Mavenプロジェクトがある

①~④の詳細および当記事内で実施する作業は、以下の通りです。 自身の環境に合わせて、作業を実施してください。 「」は当記事内の見出し、『』は関連記事のタイトルです。

① SIT-WTを初めて使用する
 → 「Mavenプロジェクトの作成」を参照

SIT-WTを初めて利用する、プロジェクト未作成の状態です。SIT-WTのテストを実行するための環境を構築します。 テスト対象アプリとして、サンプルWebページの取得も実施します。

② SIT-WTのクイックスタート実施済みMavenプロジェクトがある
 → 「Mavenプロジェクトのインポート」を参照

テスト対象アプリと別に、SIT-WTのクイックスタートを実施したテストプロジェクトが存在する環境です。

app-project  <- Eclipseプロジェクト
  .git
  src/main   <- テスト対象アプリのソースコード
    java
    webapp
  pom.xml    <- テスト対象アプリの設定


test-project <- Mavenプロジェクト(非Eclipseプロジェクト)
  .git
  testscript
    Xxx.xlsx
    Yyy.xlsx
  pom.xml    <- クイックスタートで取得したもの

SIT-WTのクイックスタートで作成したテストプロジェクト(上記の例では「test-project」) を、Eclipseにインポートします。

③ SIT-ADのクイックスタート実施済みEclipse Mavenプロジェクトがある
 → 「Mavenプロファイルの設定追加」を参照

SIT-ADのクイックスタートを実施したプロジェクトが存在する状態です。

project      <- Eclipseプロジェクト
  .git
  src/main   <- テスト対象アプリのソースコード
    java
    resources
    webapp
  testscript
    Xxx.xlsx
    Yyy.xlsx
  tools
  pom.xml    <- テスト対象アプリの設定とSIT-ADの設定

Mavenプロファイルに関する設定を2点追加します。

  • Mavenプロファイル「it」の有効化
  • Mavenプロファイル「debug」の追加

④ SIT-WT設定済みのEclipse Mavenプロジェクトがある
→ 関連記事『EclipseでSIT-WTのソースをデバッグする』を参照

テスト対象アプリのプロジェクトにSIT-WTが設定済みである状態です。

project      <- Eclipseプロジェクト
  .git
  src/main   <- テスト対象アプリのソースコード
    java
    webapp
  testscript
    Xxx.xlsx
    Yyy.xlsx
  pom.xml    <- テスト対象アプリの設定とSIT-WTの設定

デバッグに必要な環境が揃っているため、当記事内では作業不要です。 上記関連記事を参照してください。

Mavenプロジェクトの作成

Mavenプロジェクトの作成

アーキタイプを使用しないシンプルなMavenプロジェクトを作成します。

  1. ファイル」メニュー>「新規」>「その他」を選択します。
    f:id:tkdy0115:20160424173344p:plain

  2. Mavenプロジェクト」を選択し「次へ」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160424173345p:plain

  3. シンプルなプロジェクトの作成(アーキタイプ選択のスキップ)」にチェックを入れ、「次へ」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160424173347p:plain

  4. グループId」、「アーティファクトId」を入力し、「完了」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160424173346p:plain

pom.xmlの置き換え

プロジェクト作成時に生成されたpom.xmlをSIT-WTのクイックスタートで取得するものに置き換え、デバッグに必要な設定が追加された状態にします。

下記リンクのpom.xmlをダウンロードし、プロジェクト直下のpom.xmlに上書きコピーします。

https://raw.githubusercontent.com/sitoolkit/sit-wt-all/master/distribution/pom.xml

サンプルWebページ、テストスクリプトの取得

サンプルWebページ、テストスクリプトを取得します。 なお当作業は、SIT-WTによるテスト実行が可能な環境を作ることが目的であり、デバッグのための作業ではありません。

  1. プロジェクト・エクスプローラー」ビュー、または「パッケージ・エクスプローラー」ビューでプロジェクトを選択し、 右クリック>「実行」>「実行の構成」をクリックします。
  2. 実行構成」ダイアログにて、ゴールに「sit-wt:sample」を入力し、「実行」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160424200231p:plain

→ 関連記事『EclipseでSIT−WTのソースをデバッグする』へ進む。

Mavenプロジェクトのインポート

  1. ファイル」メニュー>「インポート」をクリックします。
  2. 既存Mavenプロジェクト」を選択クリックし、「次へ」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160430152516p:plain
  3. Import Maven Projects」ウィンドウにて「参照」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160430152551p:plain
  4. テストプロジェクトのpom.xmlがあるフォルダを指定し、「OK」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160430152705p:plain
  5. プロジェクト」ペインにて該当のpom.xmlにチェックが入っていることを確認し、「完了」ボタンをクリックします。
    f:id:tkdy0115:20160430152641p:plain

→ 関連記事『EclipseでSIT−WTのソースをデバッグする』へ進む。

Mavenプロファイルの設定追加

Mavenプロファイル「it」の有効化
  1. プロジェクト・エクスプローラー」ビュー、または「パッケージ・エクスプローラー」ビューでプロジェクトを選択し、 右クリック>「Maven」>「Mavenプロファイルの選択」をクリックします。 f:id:tkdy0115:20160430151328p:plain
  2. it」にチェックをいれ、「OK」ボタンをクリックします。 f:id:tkdy0115:20160430152739p:plain
Mavenプロファイル「debug」の追加

プロジェクト直下のpom.xmlに、SIT-WTのクイックスタートのpom.xmlに含まれる「debug」プロファイルをコピーします。 クイックスタートのpom.xmlは下記URLから取得します。

https://raw.githubusercontent.com/sitoolkit/sit-wt-all/master/distribution/pom.xml

  <profiles>
       :
    <profile>
      <id>debug</id>
      <build>
        <plugins>
          <plugin>
            <artifactId>maven-failsafe-plugin</artifactId>
            <configuration>
              <forkCount>0</forkCount>
              <systemPropertyVariables>
                <sitwt.debug>true</sitwt.debug>
              </systemPropertyVariables>
            </configuration>
          </plugin>
        </plugins>
      </build>
    </profile>
       :
  </profiles>

→ 関連記事『EclipseでSIT−WTのソースをデバッグする』へ進む。